高等学校卒業程度認定試験とは、高等学校を卒業していないため、大学入学資格のない者に対し、高等学校の卒業者と同等以上の学力があるかどうかを認定することを目的とする国の検定であり、所定の科目の全部に合格した者を合格者とします。
合格者は、希望する国・公・私立のどの大学・短大専門学校でも受験できます。また、各種の国家試験などの受験に際しても、高等学校の卒業者と同じ扱いを受けることができます。
2001年度に旧大検は年2回試験を受けることができるようになりました。それにより、これまで一発勝負的な要素が強かった制度が、安全にチャレンジできるようになりました。
難易度は一般的な高校生が55%〜65%位の得点が獲得できるくらいの難易度を設定いるようです。
このあたりは旧来の「大学検定試験」を踏襲していますね。
文部科学省によると、2006年度は26,216人の受験者が挑戦し、前年度比10%の増加だったようです。
また大きな変化として2005年度に高卒認定試験に制度が変わり、旧大検が門前払いしていた「高校全日制課程在籍者」の受験資格を認めたことです。不登校の学生は高校に見切りをつけて、挑戦するようになりました。
実際に高卒認定試験の受験者の20%前後は「全日制課程」に在学中ということです。18歳未満でも合格する(必要科目を全部取得すること)は可能だが、飛び級入学制度がはっきりと認められていない日本においては、大学受験資格などの効力が発生するのは、18歳の誕生日以降となります。
今の高校には、もう通いたくないけれども、大学に行って学びたい科目がある!!という学生にとっては、「高校を中退しなくてもチャレンジできる」という選択肢は非常に貴重なものです。
ただし、「高卒認定試験」で与えられる資格はあくまでも「高等学校卒業程度の学力を有する」という資格ですので、もし大学や専門学校を中退してしまうと、あまり意味のある資格とは言えません。
また「試験日」が2回になったとは言え、あくまでも「試験」であることには変わりありません。例えば通信制の高校であれば、担当の先生に事情を話せばある程度大目に見てくれる可能性もあるでしょう。
ところが、「高卒認定試験」の場合ですと、「当日体調が悪かった」などという理由も全く通じません。過去には試験日に身内の方の不幸があったということで、受験できなかったという学生の方もいらっしゃいます。
高卒認定試験に加えて、通信制高校についてもある程度情報をインプットしておいてくださいね。
このサイトでそうした情報を詳しく調べてみてくださいませ。